くさび式足場
くさび式足場の特徴は、「ハンマー1本で簡単に組み立てられること」です。
支柱の緊結部にある「くさび」という突起を手すりや踏み台などの部材の穴に差し込み、ハンマーで打ち込んで固定・接続します。
他の足場の工法と比較すると約20%作業時間の短縮が可能です。
以前は木造家屋などの低層住宅工事の足場として多く使用されていましたが、最近では一般住宅や中低層の建築工事、高層建築物の外壁の塗り替えや短期間の補修工事に使用されます。
組み立てや解体が簡単にでき、形状を臨機応変に変えられるため、複雑な形状の建物にも足場を組むことができます。
コンパクトに収納することで輸送コストも抑えられるため人気の工法となっています。